「マウスピース矯正って、なんだかめんどくさそう…」そんな不安を感じていませんか?確かに、食事のたびの取り外しや装着時間の管理など、最初は手間に感じることもあります。 しかし実際には、多くの方が慣れてしまえば日常の一部として続けられています。本記事では、マウスピース矯正がなぜ「面倒」と言われるのか、そしてどうすれば負担を減らして続けられるのかをご紹介します。
歯並びを整えたい方はぜひ参考にしてください。
マウスピース矯正がめんどくさいと言われる理由4つ
食事の度にマウスピースを外す必要があるから
マウスピース矯正の一つのデメリットは、食事の度にマウスピースを取り外さなければならないことです。 特に外出先で食事をする際に、マウスピースを外してケースにしまい、食後には再び装着する手間がかかります。これが日常的に続くと、面倒に感じることがあるでしょう。
さらに、食事の後には歯磨きをしてからマウスピースを再装着しなければならないため、特に忙しい時には時間的な負担が増えます。 しかし、食事や飲み物によってマウスピースが汚れたり、虫歯や歯周病になったりするのを避けるために、これらの約束事を守って治療を進めることは非常に重要です。
慣れてくれば、食事の度にマウスピースを外し、歯磨きをして再装着する流れはスムーズに行えるようになりますが、最初は少し手間に感じるかもしれません。
マウスピースを付ける前に必ず歯磨きが必要だから
インビザライン矯正でマウスピースを装着する際、装着する前に必ず歯磨きをする必要があります。なぜなら、歯の周囲に食べかすや細菌が残っていると、それが原因で口臭や虫歯、歯周病のリスクが高まるからです。
特に外出中のようにすぐ歯磨きをするのが難しいシチュエーションでは、食後に歯磨きをしてからマウスピースを装着することは、手間に感じることもあります。
しかし、歯磨きは口腔内の健康を守るために非常に重要なステップであり、マウスピース矯正を成功させるためにも欠かせません。 もしこの約束事を守らずに矯正治療中に虫歯や歯周病になってしまうと、矯正治療が計画通り進まなくなったり、最悪の場合、歯を失うことにもなりかねません。
1日22時間以上の装着を続けなければいけないから
マウスピース矯正を成功させるために最も大切なことは、1日22時間以上の装着です。 この装着時間を守るためには食事と歯磨き以外のほとんど全ての時間でマウスピースを装着する必要があります。長時間の装着が求められるため、日常生活で忙しい人にとっては「めんどくさい」と感じる原因となります。
また、友人や仕事の関係で外出する際につけていることが気になる方もいるかもしれません。しかし、この装着時間を守ることが、治療をスムーズに進めるためのカギとなるため、確実に守ることが求められます。
初めは着脱にも少し時間がかかり、面倒に感じるかもしれませんが、時間が経つにつれて習慣化し、ストレスなく装着を続けられるようになります。
マウスピースの管理に手間がかかるから
マウスピース矯正には、装置の管理が必要です。マウスピースを毎日装着するだけでなく、使用後は必ず洗浄し、清潔に保つ必要があります。
食事後にはマウスピースを外して、その都度洗浄することが求められますが、これを忘れてしまうとマウスピースが汚れてしまい、臭いや細菌の繁殖を招いてしまう可能性があります。
また、マウスピースの破損や紛失を防ぐために専用のケースなどを使用して保管する必要があり、外出時には必ずケースを持ち歩く手間がかかります。加えて、マウスピースの交換時期も患者様ご自身で管理していただく必要があります。
インビザライン矯正では複数枚のマウスピースをお渡しして、患者様ご自身で歯科医師の指示通りに新しいマウスピースに交換していただくのが一般的です。交換時期が早すぎたり遅すぎたりすると治療計画通りに進まなくなるリスクが高まります。マウスピース管理をきちんと行うことがマウスピース矯正の成功のポイントとなります。
「めんどくさいけどマウスピース矯正をやってよかった」と感じる理由
マウスピースとの付き合いが習慣化するから
約束事が多く、最初は「めんどくさい」と感じることも多いマウスピース矯正ですが、時間が経つにつれてその装着や管理が習慣化します。 最初のうちは食事や歯磨きの度にマウスピースを外したり、毎回の歯磨きが少し手間に感じたりするかもしれません。しかし、数週間もすれば、毎日のルーチンとして自然に定着していきます。
たとえば、外食時やおやつの時間を除き、装着することが習慣になり、意識することなく続けられるようになります。この「習慣化」の過程を経て、面倒だと感じる気持ちが薄れていき、反対に歯並びが整っていくことに対してモチベーションが高まります。
また、マウスピースは取り外しができるため、他の矯正方法に比べて自由度が高いこともポイントです。食事やお酒の場では外しても問題なく、歯磨きも従来通り行えるため、初めは面倒でもだんだん生活にうまく取り入れることができる方がほとんどです。 この自由度の高さが「めんどくさいけど続けられる」理由の一つです。
継続することで歯並びが美しくなっていくから
マウスピース矯正を続けていける大きな理由は、やはりその効果です。時間が経つにつれて、少しずつ歯並びが整っていくことを実感できるため、面倒だと思っても続けられるのです。
特に、自分の目で歯並びの改善が見えてくると、やってよかったと感じます。歯並びが美しくなることで、見た目の自信が持てるようになり、その結果、心理的にも満足感が得られます。
奥歯では歯の動きを感じづらいですが、前歯が動くフェーズになるとこのような満足度を得やすいでしょう。
また、インビザラインなどのマウスピース矯正は、個別のケースに合わせて進度の調整ができるのもポイントです。もちろんある程度の制限はありますが、モチベーションが下がりやすかったりライフイベントが近かったりする場合には見えやすいところから歯並びをある程度整えることも可能です。
見た目の変化というわかりやすい点でモチベーションを保ち、自信や満足度を得ることは治療の継続に繋がりやすくなります。
マウスピース矯正の面倒さを解消するコツ
マウスピース矯正の面倒臭さを少しでも改善したい!と考える方におすすめのコツをご紹介いたします。
歯磨きセットを持ち歩く
マウスピース矯正で最も面倒と感じる場面の一つが食後の歯磨きです。特に外食や外出先では、すぐに歯磨きをしづらい場合があります。
しかし、食後にしっかり歯を磨き、マウスピースを装着することで、歯磨き後の清潔さを保つことができ、口腔内の健康も守ることができるので、歯磨きを行わないわけにはいきません。
そのため、歯磨きセットを常に持ち歩くことで、食事後にマウスピースを外してからしっかりと歯を磨ける環境を整えましょう。
セットには歯ブラシ、歯磨き粉、歯間ブラシやマウスウォッシュなどを含めると、どこでも素早く歯をケアできます。外出時でもこれを習慣化すれば、面倒さを軽減でき、長期間の治療も快適に進めることができます。
リマインダーを活用する
マウスピース矯正は、装着時間をしっかり守らないと効果が出にくくなります。特に仕事や学校など忙しい日常では、つい装着を忘れて装着時間が足りなくなってしまうこともあります。そこでリマインダーの活用が有効です。
スマートフォンのアラームや専用のアプリを使って、1日22時間の装着時間を守るためのリマインダーを設定しましょう。通知を受けることで、「もう少しで22時間達成!」という達成感も得られ、意識が高まります。 また、リマインダーの時間帯を食事後や寝る前などに設定すると、歯磨きとマウスピースの装着を確実に習慣化できます。
便利グッズに頼る
マウスピース矯正の面倒さを軽減するために、便利なグッズを使うのも一つの方法です。例えば、マウスピース専用のケースを持ち歩くと、食事中や休憩時間にマウスピースを外しても衛生的に保管でき、失くす心配も減ります。
また、食事後の歯磨きをスムーズに行える携帯用の歯磨きセットや、ポータブルなマウスウォッシュ、歯磨きシートなども役立ちます。 こうした便利グッズを利用することで、マウスピース矯正中の面倒さを減らし、さらに効率的に治療を進めることができます。治療のストレスを減らすために、便利なアイテムを活用して快適さを追求しましょう。
マウスピース矯正仲間を作る
一人でマウスピース矯正を続けるのはモチベーションが下がることがありますが、仲間がいれば心強くなります。SNSやオンラインコミュニティ、マウスピース矯正をしている友達と情報交換をすると、治療中の不安や疑問を共有でき、励まし合いながら続けることができます。
仲間と治療経過を報告し合ったり、マウスピース矯正中のコツや便利グッズを紹介し合うことで、面倒に感じていた部分も楽しくなり、続けやすくなります。 特に、同じ治療をしている人と直接話すことができると、共感を得られやすく、辛さも乗り越えやすくなります。
歯列矯正のゴールを明確化する
マウスピース矯正が面倒だと感じるのは、その効果がすぐに実感できるわけではなく、継続的な努力が必要だからです。しかし、最終的なゴールが明確になっていれば、その面倒さも乗り越えやすくなります。
矯正を始める前に、治療後の理想の歯並びをしっかりとイメージし、どれだけ自分の生活が変わるのかを考えることが重要です。
美しい歯並びを手に入れるための過程と、ゴールにたどり着いたときの満足感を思い描くことで、モチベーションを保つことができます。 インビザライン矯正では治療前にコンピュータでのシミュレーションを確認することができ、ゴールを明確にイメージすることができます。
また、口腔内スキャンによる進捗確認も容易にできます。自分が今どこまで治療が進んでいるのかを確認することでゴールに向かって一歩ずつ進んでいるという実感を得ることが出来、治療を続ける力になります。
マウスピース矯正がめんどくさいのではとご不安な方は、高知市の「アポロニア歯科クリニック」へご相談ください
マウスピース矯正の面倒さに不安を感じている方もいらっしゃるかもしれません。しかし、アポロニア歯科クリニックでは、矯正治療においてインビザラインを専門に取り扱っているため、患者様一人ひとりに合った治療計画を提案し、マウスピース矯正に関する疑問や不安を解消し、快適に治療を進められるようサポートを行っております。
矯正治療の進め方や装置の管理方法、日常生活での注意点など、細かくご説明いたしますので、お気軽にご相談ください。
治療に関するご予約やお問い合わせは、当院の受付またはWebで承っております。高知市でインビザライン矯正をお考えの方は、ぜひアポロニア歯科クリニックまでご連絡ください。