マウスピース矯正で喋りにくいのはいつまで?慣れるまで期間や対処法を解説|アポロニア歯科クリニック|高知県高知市の歯医者

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医療コラム TOPICS

<この記事を監修した人>

アポロニア歯科クリニック 院長 日野謙一郎

院長の日野は、インビザラインの上位認定であるダイヤモンド・プロバイダーとして豊富な経験と治療実績を生かし、難症例にも対応できる精密な診断力と治療計画立案力に定評をいただいております。 ISCD公認CERECトレーナー資格を持ち、審美歯科・補綴・CAD/CAM治療と矯正治療を併用した総合的/全顎的な治療も可能です。地域住民の健康増進と地域医療の発展に向け、各種イベントやセミナーを企画・開催し、情報を発信しています。

マウスピース矯正で喋りにくいのはいつまで?慣れるまで期間や対処法を解説

「マウスピース矯正を始めると喋りにくくなるのでは?」と不安に感じている方もいるのではないでしょうか。

実際、マウスピース矯正では装置を装着することで舌の動きや発音に影響が出ることがあり、特に治療開始直後はサ行やタ行などが発音しづらくなることがあります。


ただし、多くの場合は装置に慣れることで徐々に改善していきます。本記事では、マウスピース矯正で喋りにくくなる原因や慣れるまでの期間、発音しづらいときの対処法についてわかりやすく解説します。


マウスピース矯正中は喋りにくい?

マウスピース矯正では装置を歯に装着するため、治療開始直後は喋りにくさを感じることがあります。マウスピースが歯の表面を覆うことで舌の動きや空気の通り方が変わり、発音に影響が出ることがあるためです。


特に、舌の位置が関係する「サ行」や「タ行」などは滑舌が悪く感じられる場合があります。ただし、多くの場合は数日から数週間ほどで装置に慣れ、普段通りに会話できるようになるケースがほとんどです。


インビザラインと滑舌に関してはこちらも併せてご覧ください


マウスピース矯正中は喋りにくい原因

口腔内の問題

マウスピース矯正中に喋りにくさを感じる原因の一つに、口腔内の状態の変化があります。

矯正治療では歯が少しずつ移動していくため、舌の位置や口の中の空間が変化します。こうした変化によって舌の動きが一時的に制限され、発音しにくさを感じることがあります。


特に「サ行」や「タ行」など、舌先の動きが重要な発音では滑舌が悪く感じられる場合があります。また、矯正によって歯並びが変化する過程では、これまでとは異なる舌の使い方が必要になることもあります。

そのため、歯の位置や口腔内の環境に慣れるまでは、一時的に喋りにくさを感じることがあります。


マウスピースの形の問題

マウスピースの形状も、発音に影響を与える原因の一つです。マウスピースは歯全体を覆うように作られているため、歯の表面に厚みが加わります。このわずかな厚みが、舌の動きや空気の流れに影響を与えることがあります。

特に前歯の裏側付近は発音に関わる重要な部分であり、ここにマウスピースの縁や厚みがあると舌が当たる位置が変わり、言葉が発音しにくくなることがあります。


また、装置の縁が舌に触れることで違和感を覚え、自然な発音がしにくくなるケースもあります。こうした影響は装置に慣れるにつれて軽減することが多いですが、形状によっては発音のしづらさを感じやすいことがあります。


マウスピースのフィット感の問題

マウスピースが歯にしっかりフィットしていない場合も、喋りにくさの原因になることがあります。装置が浮いていたり、歯との間に隙間があったりすると、会話中にマウスピースがわずかに動いてしまいます。

その結果、発音のたびに違和感を覚えたり、滑舌が悪く感じられたりすることがあります。


また、新しいマウスピースに交換した直後は歯の位置との適合が完全ではないため、一時的にフィット感が弱く感じられることもあります。

通常は数日で歯が計画通りに動き、装置がなじんでくることが多いですが、長期間違和感が続く場合は歯科医院に相談することが大切です。


慣れの問題

マウスピース矯正で喋りにくさを感じる最も一般的な理由は、単純に装置に慣れていないことです。

矯正を始めたばかりの時期は、口の中に新しい装置が入ることで舌の動きや口の使い方が変わり、普段通りに発音できないことがあります。特に装置付け始めの最初の数日から1週間程度は、滑舌の違和感を強く感じる方も少なくありません。


しかし、多くの場合は日常的に会話を続けるうちに舌や口の動きが装置に順応し、自然に発音できるようになります。時間の経過とともに改善するケースがほとんどですが、長期間喋りにくさが続く場合は、マウスピースの形状や装着状態に問題がないか歯科医師に確認してもらうことが大切です。


マウスピース矯正に慣れるまでの期間

慣れるから大丈夫!と言われても具体的なイメージがないと不安になってしまう方もいらっしゃるでしょう。治療開始から、慣れるまでの期間について、以下で期間別にご説明いたします。


治療開始~3日目

マウスピース矯正を始めた直後は、喋りにくさや違和感を覚えやすい時期です。口の中に装置が入ることで舌の動かし方が変わり、特にサ行やタ行などが発音しづらくなることがあります。ただし、多くの場合は一時的なものです。


4日目~1週間目

数日が経つと口の中がマウスピースに慣れ始め、舌の動きも少しずつ適応してきます。そのため、発音のしづらさや滑舌の違和感が徐々に軽減され、日常会話では気にならなくなる方も増えてきます。


2週間後~1ヶ月後

2週間から1ヶ月ほど経つ頃には、多くの方がマウスピースに慣れ、会話中の違和感もほとんどなくなることが一般的です。もし長期間喋りにくさが続く場合は、歯科医院へ相談しましょう。


インビザラインのその他詳しい流れについてはこちらをご覧ください


マウスピース矯正中に喋りにくいと感じた場合の対処法

喋りにくいと感じてもすぐにマウスピース矯正を諦める必要はありません。以下にご紹介するような様々な対処法があり、これらを試してみることで次第に慣れていく方がほとんどです。喋りにくいと感じている方は早速一つずつ試してみましょう。


マウスピースを正しく装着できているか確認する

マウスピース矯正中に喋りにくさを感じた場合、まず確認したいのが装置が正しく装着できているかどうかです。マウスピースが歯にしっかり密着していないと、会話中にわずかに動いてしまい、滑舌が悪く感じられることがあります。


特に奥歯までしっかりはまっていない場合や、浮きがある場合には発音に影響が出ることがあります。装着する際は、奥歯までしっかり押し込んでフィットさせることが大切です。また、チューイーと呼ばれるシリコン製の補助器具を使用して噛み込むことで、マウスピースをより密着させることができます。

正しい装着状態を保つことは、歯の移動を計画通りに進めるためにも重要です。


様子見をしてマウスピースに慣れる

マウスピース矯正を始めた直後は、誰でもある程度の喋りにくさを感じることがあります。口の中に新しい装置が入ることで舌の動きや空気の流れが変わり、これまで通りに発音できないことがあるためです。

しかし、多くの場合は時間の経過とともに口が装置に慣れ、自然と滑舌も改善されます。


一般的には数日から1週間程度で違和感が軽減されるケースが多く、会話中にマウスピースの存在を意識することも少なくなっていきます。最初のうちは少し話しづらく感じても、過度に心配する必要はありません。

まずは一定期間様子を見ながら、装置に慣れることを意識して生活することが大切です。


ゆっくりと喋るようにする

喋りにくさを感じるときは、普段よりも少しゆっくり話すことを意識するのも効果的です。マウスピースを装着していると舌の動きが普段と変わるため、早口で話すと滑舌が乱れやすくなります。

特にサ行やタ行、ナ行、ラ行などは舌先の動きや当たる場所が重要なため、ゆっくり丁寧に意識しながら発音することで滑舌が改善されることがあります。


最初は違和感があっても、話す練習を繰り返すことで舌の動きがマウスピース有りの状態に適応していきます。日常会話や電話対応などでも、落ち着いて話すことを意識することで、発音のしづらさを軽減できる可能性があります。


水分を積極的に摂る

口の中が乾燥していると、マウスピースと舌や口腔内の粘膜との摩擦が強くなり、発音しづらさを感じることがあります。

そのため、喋りにくいと感じたときはこまめに水分を摂ることも効果的です。口の中が潤うことで舌がスムーズに動きやすくなり、発音が改善されることがあります。


また、水分を摂ることで口腔内の清潔を保つことにもつながります。ただし、糖分を含む飲み物を頻繁に飲むと虫歯のリスクが高まります。

お茶も糖分は含まれていませんが着色の原因となるのでマウスピースを外して飲まなければなりません。マウスピースを装着したまま飲める水分は基本的に水のみですので注意しましょう。

日常的に適度な水分補給を意識することで、快適に矯正治療を続けやすくなります。


特別な場面では10~15分だけ外して喋る

どうしても重要な場面で喋りにくさを避けたい場合は、短時間だけマウスピースを外すことも可能です。

例えば、プレゼンテーションや面接、大事な会議など、滑舌が重要になる場面では一時的に外すことで、心理的なプレッシャーも減り、スムーズに話しやすくなります。


ただし、マウスピース矯正では1日20~22時間の装着が推奨されているため、長時間外すことは避ける必要があります。あくまで10~15分程度の短時間にとどめ、用事が終わったらすぐに再装着することが大切です。

また、外したマウスピースは専用のケースに保管し、紛失や破損を防ぐようにしましょう。


発音トレーニングをする

マウスピースに慣れるためには、発音のトレーニングを行うことも有効です。例えば、サ・タ・ナ・ラ行などの発音しづらい言葉を意識して練習したり、声に出して文章を読んだりすることで、舌の動きが装置装着した状態に適応しやすくなります。

新聞や本を音読する、会話の練習をするなど、日常の中で声を出す機会を増やすことも効果的です。


母音のみで話す、などの発声トレーニングも良いでしょう。最初は違和感があっても、繰り返し話すことで徐々に滑舌が改善していくことが多いです。

こうしたトレーニングを続けることで、マウスピースを装着した状態でも自然に話せるようになることがほとんどです。


歯科医院に相談する

喋りにくさが長期間続く場合は、歯科医院に相談することも大切です。通常は時間の経過とともに発音の違和感が改善していきますが、マウスピースの形状やフィットに問題がある場合は、発音のしづらさが続くことがあります。


また、装置が歯に合っていない場合には、矯正治療そのものにも影響が出る可能性があります。歯科医師に相談すれば、マウスピースの状態を確認したり、必要に応じて調整したりすることができます。

また、第三者に発音や滑舌を見てもらうと、患者さま本人の気にしすぎ、であることもあります。無理に我慢せず、気になる症状がある場合は早めに歯科医院で診てもらうことが安心です。


マウスピース矯正を検討している方は、高知市の「アポロニア歯科クリニック」へご相談ください

マウスピース矯正による喋りにくさが気になる方や、治療を始めるべきか迷っている方は、まず歯科医院で相談してみることが大切です。歯並びや口腔内の状態によって、適した矯正方法や治療計画は異なります。


高知市のアポロニア歯科クリニックでは、インビザライン専門の矯正治療を行っており、患者様一人ひとりの歯並びやお悩みに合わせた治療をご提案しています。

マウスピース矯正について詳しく知りたい方や、喋りにくさなどの不安がある方もお気軽にご相談ください。


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