インビザラインが終わらない理由とは?治療が長引く原因と対策のポイントを解説|アポロニア歯科クリニック|高知県高知市の歯医者

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医療コラム TOPICS

<この記事を監修した人>

アポロニア歯科クリニック 院長 日野謙一郎

院長の日野は、インビザラインの上位認定であるダイヤモンド・プロバイダーとして豊富な経験と治療実績を生かし、難症例にも対応できる精密な診断力と治療計画立案力に定評をいただいております。 ISCD公認CERECトレーナー資格を持ち、審美歯科・補綴・CAD/CAM治療と矯正治療を併用した総合的/全顎的な治療も可能です。地域住民の健康増進と地域医療の発展に向け、各種イベントやセミナーを企画・開催し、情報を発信しています。

インビザラインが終わらない理由とは?治療が長引く原因と対策のポイントを解説

「インビザラインは本当に予定どおり終わるの?」「思ったより治療が長引くことはない?」と不安に感じていませんか。

インビザライン矯正は、歯並びや歯の動き方によって治療期間が大きく変わるため、必ずしも◯年で終わると断言できるものではありません。治療中の装着状況や口腔内のトラブルによって、計画が延びるケースもあります。


本記事では、インビザライン治療が「終わらない」と感じる主な原因と、治療をスムーズに進めるためのポイントを分かりやすく解説します。


そもそもインビザラインの治療期間はどのぐらい?

インビザラインの治療期間は、歯並びの状態や年齢によって大きく異なります。

例えば、軽度の叢生(歯のガタつきが少ない場合)であれば、6か月〜1年程度で完了するケースもあります。一方、重度の叢生や全顎的に大きな噛み合わせの調整を伴う場合は、1年半〜2年以上かかることも珍しくありません。


また、子どもの場合は成長を利用できるため比較的スムーズに進むことがありますが、大人は骨が完成している分、歯の動きに時間がかかる傾向があります。

一般的な目安を大きく超えて4年以上治療が続いている場合や、治療開始時に説明された計画から大きくずれていると感じた場合は、現在の進行状況や今後の見通しについて、歯科医師にあらためて相談することをおすすめします。


インビザラインの治療期間についてはこちらをご覧ください

インビザラインが終わらないのはなぜ?原因を解説

インビザライン治療を始めたものの、「なかなか終わる気配がない…」と感じている方からご相談をいただくことがあります。

治療が長引いてしまう背景には、いくつか考えられる原因があります。まずはご自身が、これからご紹介する項目に当てはまっていないかを確認してみましょう。


また、これから始める方も以下の点に注意しながら進めていただけると、治療期間の延長を最小限に抑えながら矯正治療を行うことができます。 

 

治療難易度が高い

インビザラインが予定より長引く理由の一つが、もともとの治療難易度が高いケースです。重度の叢生や上下の噛み合わせに大きなズレがある場合、歯を動かす量や方向が複雑になり、計画どおりに進まないことがあります。


特に歯の回転や抜歯併用での大きな移動、奥歯のコントロールが必要な症例では、追加のマウスピース(リファインメント)がいくつか必要になることも多く、結果として治療期間が延びやすくなります。

また、歯の動きを見てから、開始前の想定よりも難易度が高いと判明するケースもあり、その場合は期間延長が避けられないことがあります。


マウスピースの装着時間が不足している

治療期間が延びる最も多い理由としては装着時間の不足が挙げられます。インビザライン治療では、1日20〜22時間程度の装着が基本とされており、装置を外している間は歯に力がかからず、歯は動いていきません。

そのため装着時間が不足すると、計画どおりに動かず、指定された時期に次のマウスピースへと進んでも合わなくなる(アンフィットを起こす)原因になります。


食事や間食のたびに外したまま装着を忘れたり、就寝中に装着していなかったりすると、少しずつ遅れが積み重なっていきます。

患者様ご本人は「少しくらい大丈夫」と思っていても、その積み重ねが治療全体の遅延につながるため、結果として「終わらない」と感じてしまいます。


マウスピースの装着方法が間違っている

装着時間を守っていても、正しく装着できていないと歯は計画どおりに動きません。マウスピースが歯にしっかりフィットしていない、奥まで浮いた状態で装着していると、矯正力が十分に伝わらなくなります。


特に、治療開始直後のまだ歯列不正が顕著な時期はマウスピースが浮いた状態での装着になりやすいです。チューイーと呼ばれる補助器具を使用して、浮きがないように気をつけましょう。

矯正治療が進んできて、歯並びが整ってくるとマウスピースが浮いてしまうリスクも減ってきます。


本人は装着できているつもりでも、実際にはズレが生じていることがあり、その結果、治療が停滞してしまうケースも少なくありません。油断せずに可能な限りチューイーを使用する方が安心です。


マウスピース・アタッチメントが破損した

マウスピースや歯に付ける補助装置であるアタッチメントが破損すると、治療の進行に影響が出ます。マウスピースにひび割れや変形が生じると、想定された矯正力がかからなくなります。


また、アタッチメントが外れた状態では、歯を正確にコントロールすることができません。

こうしたトラブルに気付かず使用を続けると、歯の動きが遅れ、再作製や再調整が必要になります。その結果、治療期間が延びてしまうことがあります。


治療計画が変更になった

インビザライン治療は、開始前にコンピュータ上でシミュレーションを行い計画を立てますが、実際の歯の動きが想定と異なる場合、治療計画を途中で変更することがあります。


例えば、歯の動きが予想より少なかった場合や、噛み合わせをより良くする必要が出てきた場合などです。このような場合、追加のマウスピースを作製して再計画を行うため、その分治療期間が延長されます。この再計画のことをリファインメントと呼びます。


計画変更自体はより良い仕上がりを目指すための前向きな対応ですが、計画を修正立案やマウスピース作製の間は歯の動きは停滞し、矯正治療期間のマウスピース総量は増えてしまうため、患者様側には「終わらない」という印象を与えやすい要因となります。


口腔状態が悪化している

治療中に虫歯や歯周病が進行すると、一時的にインビザラインを中断し、治療を優先する必要があります。歯や歯ぐきの状態が悪いままでは、安全に歯を動かすことができないためです。

また、歯周病によって歯を支える骨が弱っていると、歯の移動を慎重に進める必要があり、計画より時間がかかることもあります。


さらに治療途中に歯を失ったり歯の形が変化したりする場合も、上で記した治療計画の変更が必要となり治療期間が延長されます。口腔ケアが不十分だと、こうしたトラブルが治療期間の延長につながります。


歯の移動速度が遅い

歯の動くスピードには個人差があり、誰でも同じペースで進むわけではありません。年齢や骨の状態、体質、生活習慣などによって、歯の移動がゆっくりな方もいます。


特に大人の矯正では、骨が完成しているため、若年者よりも歯の動きが遅くなる傾向があります。この場合、装着や管理に問題がなくても、結果的に治療期間が長くなることがあり、「なかなか終わらない」と感じる原因になります。

治療の進み具合については、定期的に歯科医師と共有し、現状を把握することが重要です。


インビザラインが終わらない事態を防ぐポイント

上でお伝えした「インビザラインが終わらない原因」に当てはまりそう!とご不安に感じる方もいらっしゃると思います。ここでは終わらない事態を防ぐための予防策を以下でご紹介いたします。


マウスピースを1日20~22時間以上装着する

インビザライン治療を滞りなく成功させるために、最も重要なのがマウスピースの装着時間を守ることです。基本となる装着時間は1日20~22時間以上で、これを下回ると歯に十分な力がかからず、歯の移動が遅れてしまいます。


長い矯正期間中、会食や旅行などがあると装着時間が短くなってしまう日は誰にでもあることです。

しかし、「今日は少し短くても大丈夫」と妥協してしまう日が続くと、その小さなズレが積み重なり、結果として治療全体が大きく遅れてしまう原因になります。

出来るだけ日々のルーティンは守り、食事や歯みがき以外の時間は常に装着する意識を持ちましょう。


装着時間が短くなってしまいそうな日は事前に把握しておき、その場合の対応策を歯科医師と相談しておくのが良いでしょう。


マウスピースを正しく装着する

装着時間をしっかり確保していても、マウスピースが正しく装着されていなければ、十分な矯正効果は得られません。歯に密着していない状態や、奥歯が浮いたままの装着では、計画された力が歯に伝わらず、歯の動きが鈍くなります。


装着時には指で軽く押すだけでなく、チューイーなどの補助器具を使い、全体が均等にフィットしているか確認することが大切です。毎回丁寧に装着する習慣をつけることで、治療の遅れを防ぐことができます。


マウスピースを紛失・破損させない

マウスピースの紛失や破損は、治療が長引く大きな原因の一つです。

外したマウスピースをティッシュに包んで置いたまま捨ててしまったり、ケースに入れずに持ち歩いたりすることで、紛失や破損のようなトラブルにつながることは多いです。

必ず専用ケースを用意し、外出先・家の中を問わず、外した際は必ず専用ケースに保管する習慣を徹底しましょう。


また、破損や紛失のトラブルがあった場合はすぐに歯科医院に相談しましょう。

前後のマウスピースでリカバリーできることもありますが、状況によっては再作製が必要になります。破損したマウスピースを使用していると思わぬトラブルを起こすことがありますので自己判断は禁物です。


通院頻度を守る

インビザライン治療では、定期的な通院によって歯の動きやマウスピースの適合状態を確認します。通院間隔が空きすぎると、歯の動きのズレやトラブルに気付くのが遅れ、その分修正に時間がかかってしまいます。


忙しさを理由に通院を後回しにすると、結果として治療期間が延びる可能性があります。歯科医師の指示どおりの頻度で受診し、進行状況をこまめに確認してもらうことが、計画通りに治療を終えるためのポイントです。


インビザラインの通院頻度についてはこちらをご覧ください


口腔ケアを徹底する

治療中に虫歯や歯周病が発生すると、インビザライン治療を一時中断しなければならないことがあります。これにより、治療期間が想定以上に延びてしまうケースも少なくありません。

マウスピース装着前後の歯みがきはもちろん、デンタルフロスや歯間ブラシのような清掃補助道具を併用し、汚れをしっかり落とすことが大切です。


外出先ですぐ歯磨きができない時のためにうがい薬や歯磨きシートを持ち歩くのも有効です。また、定期的な歯科医院でのクリーニングを受けることで、トラブルの予防につながります。

口腔内を良好な状態に保つことは、治療をスムーズに進めるための土台といえます。


違和感があったらすぐ歯科医師に相談する

「マウスピースが浮いている気がする」「痛みが強い」「歯が動いていない気がする」といった違和感を放置すると、治療が停滞する原因になります。

自己判断で次のマウスピースに進めたり、我慢して使い続けたりせず、早めに歯科医師へ相談することが大切です。


早い段階で対応すれば、簡単な調整や処置で済むことも多く、結果的に治療期間の延長を防ぐことができます。不安や疑問をこまめに共有することが大切です。


加速矯正装置の使用を検討してみる

できるだけ治療期間を短縮したい場合、加速矯正装置の使用を検討するのも一つの選択肢です。

これらの装置は、特殊な光や振動でマウスピースのフィットをよくしたり、歯の周囲の骨の代謝を促したりして、歯の移動を促進する目的で使用されます。


症例によっては使用することでマウスピースの交換頻度をあげることも期待できます。導入する場合は効果だけでなく費用や負担についても歯科医師と十分に相談し、自分に合った方法かどうかを見極めることが大切です。


インビザラインに関して不安がある方は、高知市の「アポロニア歯科クリニック」へご相談ください

インビザライン治療が予定どおり進むのか、治療期間が長引かないかといった不安は、多くの方が感じるお悩みです。

アポロニア歯科クリニックでは、インビザライン矯正を専門に行っており、治療計画の立て方から治療中の不安や疑問まで、丁寧な説明とサポートを大切にしています。


患者様一人ひとりの歯並びや生活スタイルに合わせて、無理のない治療を提案してもらえるため、初めての方でも安心して相談できます。

インビザラインについて少しでも不安や疑問がある方は、お気軽にご予約・お問い合わせください。


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