インビザラインでよくある後悔の声10選。後悔しないためにできることとは|アポロニア歯科クリニック|高知県高知市の歯医者

〒780-0966高知市福井扇町1182-1

北環状線サンシャインクロバ店交差点南へ
電車通り 町田病院交差点北へ

医療コラム TOPICS

インビザラインでよくある後悔の声10選。後悔しないためにできることとは


インビザラインは透明で目立ちにくく、取り外しができる点から人気の高い矯正方法ですが、実際に始めてみると「思っていたのと違った」と後悔する方も少なくありません。

装着時間の管理や治療期間の長さ、噛み合わせの仕上がりなど、想定外の課題に直面するケースもあります。

そこで本記事では、インビザラインでよくある後悔の声を10個ご紹介するとともに、後悔しないために事前にできる準備や確認ポイントについて解説します。


インビザラインでよくある後悔の声


理想の歯並びにならなかった


インビザラインは3Dシミュレーションで治療後の歯並びを確認できますが、これはあくまでもシミュレーションです。

実際の仕上がりが100%シミュレーション通りになるとは限りません。


特に歯の動きが複雑な症例や骨格に問題がある場合、完全に理想の歯並びにはならず、「もっと整うと思っていた」と後悔する方もいます。

シミュレーションはあくまで予測であり、治療計画通りに進めるためには患者様自身の装着管理や歯科医師の修正対応も重要です。


噛み合わせが悪化した


一見歯並びが整ったとしても、見た目だけを重視して矯正治療を行った結果、上下の噛み合わせがずれてしまうケースがあります。

「見た目は改善したが、食事がしづらくなった」と感じる方も少なくありません。


このようなトラブルは、費用や期間を重視して片顎のみの矯正を行なったり、部分矯正で一部だけを治した場合に起こりやすくなります。

また、全体矯正を行なった場合でも補綴物が多く入っている方は歯を動かした結果うまく噛み合わなくなることがあります。


そのような場合は矯正治療終了後に補綴物のやりかえが必要となります。

矯正は歯の見た目だけでなく、噛み合わせも重要な治療目的であるため、事前に噛み合わせに関するリスクも十分確認する必要があります。


歯根が露出した


歯を動かす過程で歯茎が下がり、歯根が露出してしまうことがあります。特に歯肉が薄い方や、歯の移動量が大きい症例ではリスクが高くなります。

歯根が露出すると見た目に影響が出るだけでなく、知覚過敏や根面にできる虫歯のリスクも高まります。


「矯正で歯並びは良くなったが、歯がしみるようになった」と後悔する方もいます。歯茎の厚みや状態を治療前にしっかり確認してもらうことが大切です。


ブラックトライアングルができた


歯並びが整う過程で歯の根元と歯茎の間に隙間ができ、黒い三角形のように見える「ブラックトライアングル」が現れることがあります。

特に歯周組織が痩せていたり、歯が長い形をしている方はリスクが高いです。


矯正終了後に「隙間が気になって笑えない」と感じる人も少なくありません。

これは矯正全般で起こり得る現象ですが、事前に歯科医師からリスクを説明してもらうことで心構えができ、後悔を減らすことができます。


ブラックトライアングルについてはこちらもご覧ください


虫歯や歯周病が悪化した


インビザラインは取り外しが可能で清掃しやすい点がメリットですが、唾液の循環が妨げられ、口腔内の乾燥も起こりやすく、矯正をしていない状態に比べると虫歯や歯周病になりやすい口腔内環境となります。


また、歯磨きが充分にできていないと汚れや細菌をマウスピースで歯の周りに閉じ込める形となってしまい、こちらも虫歯や歯周病のリスクを高めます。

矯正中に虫歯や歯周病が進行してしまい、「こんなはずではなかった」と後悔する方もいらっしゃいます。


お手入れのしやすいマウスピース矯正を選択したからといって歯磨きが不十分になってしまわないよう注意しましょう。


また、矯正治療終了後に「装置を外した安心感」で口腔ケアが疎かになることで虫歯や歯周病が悪化する場合もあります。

矯正装置が終了しても丁寧な歯磨きや規則的な食生活の習慣は崩さないことをおすすめいたします。


インビザライン治療中に虫歯ができた場合についてはこちらもご覧ください


顔つきが変わった


歯並びや噛み合わせの変化により、口元や顎の形が微妙に変化することがあります。

「口元が前に出て見えるようになった」「笑顔が不自然になった」「ほうれい線が目立つようになった」と自身の顔に違和感を覚える方もいます。


特に歯の移動量が大きい場合や、抜歯を伴う治療では顔貌への影響が出やすいです。必ずしも悪い変化とは限りませんが、想定外の変化が後悔の原因になることもあります。

治療前にシミュレーションだけでなく、顔全体のバランスについて相談することが大切です。


後戻りした


治療後にマウスピース(リテーナー)の装着を怠ると、歯は元の位置に戻ろうとします。

この「後戻り」により「せっかく時間と費用をかけたのに意味がなかった」と後悔する方が多いです。

インビザライン治療が終わった後も、リテーナーを数年単位で装着し続けることが必要です。

矯正は「治療が終わったら終了」ではなく、治療後の維持が非常に重要である点を理解しておく必要があります。


マウスピースの管理が大変だった


インビザラインは自分で着脱できる反面、「毎日の管理が大変」と感じる方も少なくありません。

食事時に外したり、紛失・破損に気をつけたりする必要があり、意外と手間がかかります。また、1日22時間以上の装着ルールを守るのも負担になることがあります。


こうした自己管理の大変さから「想像以上にストレスだった」と後悔する方もいます。

マウスピースの管理が大変だからといって装着しない時間が増えると歯並びも整わず、ただただ費用と時間が無駄になってしまいます。

矯正方法とライフスタイルやご自身の性格との相性を見極めることが重要です。


治療期間が長引いた


インビザラインは患者様自身の協力度に左右される部分が大きく、装着時間不足やマウスピースの不適合、虫歯治療などで治療が中断すると、計画より長引くことがあります。

「1年半で終わると聞いていたのに3年かかった」という声も珍しくありません。

矯正治療は必ずしも予定通り進まないことを理解し、多少の延長を見込んでおくと後悔を減らせます。


想定より費用がかかった


インビザラインはワイヤー矯正に比べて費用が高額になるケースもあります。

さらに、治療期間が長引いたり、追加のマウスピース作製や調整が必要になったりすると、当初の見積もりより費用がかさむことも有ります。


「最初に聞いていた金額より高くなった」と後悔する方も少なくありません。

費用については事前に追加費用の有無や支払いプランを確認し、納得のうえで治療を始めることが大切です。


インビザラインで後悔しないためにできること


信頼できる歯科医院を見つける


インビザラインで後悔しないために最も大切なのは、信頼できる歯科医院を見つけることです。

矯正治療は単にマウスピースを作って装着するだけではなく、患者様一人ひとりの歯並びや噛み合わせ、生活習慣までを考慮した精密な治療計画が必要になります。


そのため、症例数が豊富で、インビザライン治療に関する知識と経験を持つ歯科医師に相談することが重要です。

口コミや症例紹介を確認するだけでなく、初回相談で丁寧に説明してくれるかどうかも医院選びの判断材料になります。


最初にリスクを確認しておく


インビザラインは多くの症例に対応できる矯正方法ですが、万能ではありません。

治療の限界やリスクを事前にきちんと確認しておかないと、理想通りの仕上がりにならず後悔する可能性があります。

例えば、歯の移動量が大きいケースや骨格的な不正咬合がある場合には、ワイヤー矯正や外科的処置が必要になることもあります。


治療開始前に「どのようなリスクがあるのか」「どんな場合に追加の処置が必要になるのか」を歯科医師と一緒に確認しておくことで、不安や後悔を最小限に抑えることができます。


インビザラインの装着ルールを遵守する


インビザラインの成功には、患者様ご自身の協力が欠かせません。

1日20-22時間以上の装着が推奨されており、このルールを守れなければ治療計画が予定通りに進まないことがあります。

装着時間を確保するために食事や歯磨きの際は外して行いますが、その後すぐに装着し直す習慣を徹底することが大切です。


また、マウスピースを浮気なく装着するためのチューイーの使用も、効果を高めるために必要です。

装着ルールを守る意識があれば、治療も順調に進みやすく、治療期間の延長や仕上がりの不満といった後悔を防ぐことにつながります。


口腔環境を清潔に保つ


インビザラインはフィット性の高いマウスピースを長時間使用するため、口腔環境が清潔でないと虫歯や歯周病のリスクが高まります。

装置を付けている時間が長い分、食べかすやプラークが歯に付着したままだと細菌が繁殖しやすく、放置するとトラブルの原因になります。


そのため、毎食後の丁寧な歯磨きやフロスの使用、マウスピース自体の洗浄を欠かさないことが重要です。


特にお子さまや忙しい社会人の場合は管理が大変ですが、口腔環境を良好に保つことは矯正治療の成功だけでなく、長期的な歯の健康にも直結しますのでぜひ習慣化しましょう。


定期通院を欠かさない


最後に大切なのが、定期通院をしっかり続けることです。インビザラインは自宅でマウスピースを交換して進めていくため、一見すると通院が少なくて済むように思えます。

しかし、経過をチェックし、歯の動きが計画通りかどうかを確認することは不可欠です。


万一ズレや不具合が生じていた場合、早めに修正することで大きなトラブルを防げます。

また、口腔内の健康状態を定期的にチェックしてもらうことも、虫歯や歯周病の予防につながります。

通院を怠ると治療の質が落ち、結果として後悔につながることもあるため注意が必要です。


インビザラインで後悔したくない方は、高知市の「アポロニア歯科クリニック」へご相談ください


インビザラインでの矯正治療を検討している方の中には、「本当に思い通りの結果になるのか」「後悔しないだろうか」と不安を抱える方も少なくありません。

高知市の「アポロニア歯科クリニック」では、矯正歯科をインビザライン専門で行っており、一人ひとりのお口の状態に合わせた丁寧なカウンセリングと治療計画をご提案しています。


これまでの症例経験をもとに、治療のメリットだけでなくリスクについてもわかりやすくご説明し、納得いただいたうえで治療を進めていきます。

インビザラインに関して少しでもお悩みの方は、どうぞお気軽に当院へご相談ください。ご予約やお問い合わせをお待ちしております。


アポロニア歯科の矯正治療について


(初回)矯正予約はこちら