こどもを歯医者に診せるなら何歳がいいの?|アポロニア歯科クリニック|高知県高知市の歯医者

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医療コラム TOPICS

<この記事を監修した人>

アポロニア歯科クリニック 院長 日野謙一郎

院長の日野は、インビザラインの上位認定であるダイヤモンド・プロバイダーとして豊富な経験と治療実績を生かし、難症例にも対応できる精密な診断力と治療計画立案力に定評をいただいております。 ISCD公認CERECトレーナー資格を持ち、審美歯科・補綴・CAD/CAM治療と矯正治療を併用した総合的/全顎的な治療も可能です。地域住民の健康増進と地域医療の発展に向け、各種イベントやセミナーを企画・開催し、情報を発信しています。

こどもを歯医者に診せるなら何歳がいいの?

「子どもが虫歯なので、診てください」というご依頼はよくあります。「子どもの虫歯を放置せず、ちゃんと連れてきてくださった」と言うことは嬉しいのですが、同時にとても残念でもあります。

どうしても「虫歯になる前に連れてきてほしかった!」と思ってしまうからなんです。

こどもの虫歯が残念な理由 その1
「乳歯の虫歯は、治しにくい」

乳歯は、歯の質が柔らかいため、永久歯に比べると「きちんと治す」ということが技術的に困難です。

虫歯を削って詰めたとしても、ちゃんとひっつかずに外れてしまうことが多いです。そもそもお口が小さく、唾液の量が多いことも、治療を困難にしています。

こどもの虫歯が残念な理由 その2
「虫歯治療は、子どもにとって大きなストレス」

虫歯の治療は、大人でもイヤなものです。ましてや小さなこどもにとっては、もっともっと辛い体験となってしまいます。なるべくストレスを軽くするように努めてはいますが、やはり虫歯治療なんてしない方がラクに決まっています。

2〜3歳くらいの子だと、無理矢理治療することにメリットはありません。4〜5歳になって、やっとなんどか練習して治療ができるかどうかですし、まったくできない子もいます。できれば経験させたくないものです。

こどもの虫歯が残念な理由 その3
「こどもの虫歯は、予防がとてもカンタン」

こどもの虫歯は、実はカンタンに予防できます。虫歯の原因は3つしかありませんし、そのうちのひとつでもブロックしてしまうと、虫歯はおきなくなります。

対策としてとてもカンタンなのは、なんといってもフッ素塗布による歯質強化です。歯が生えてきたら、すぐにフッ素ジェルを塗り始めると、虫歯菌は歯を溶かせなくなります。夜寝る前に、子どもの歯にサッと塗るだけですから、手間もかからずとてもカンタンです。

けっきょく「こどもを歯医者に連れていくベストな年齢」とは?

おすすめしたいのは「歯が1本でもはえたらスグに!」です。歯がはえたら、スグに歯科医院でフッ素塗布と、子どもの口腔ケアの指導を受けましょう。

その後3〜4ヶ月に1回の通院でチェックを受けてください。きっと生涯にわたっての大きな財産となること間違いないです!

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