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すきっ歯はインビザラインで治療可能!すきっ歯を放置するリスクとは?

 

「前歯の隙間が気になる」「笑うたびに見えるすきっ歯が気になる」そんな悩みを抱える方におすすめなのが、透明なマウスピース型矯正装置・インビザラインです。

実は、インビザラインはすきっ歯を効果的に治療できる方法として注目されています。この記事では、インビザラインを使ったすきっ歯治療のメリットやデメリット、治療期間や費用などを詳しく解説。

見た目や日常生活への影響も最小限に抑えたい方は、ぜひアポロニア歯科クリニックにご相談ください。

 

インビザラインですきっ歯は矯正できる?

 

インビザラインは、透明なマウスピースを使用した矯正方法であり、すきっ歯(空隙歯列)の矯正にも有効です。インビザラインは、歯を少しずつ理想的な位置に動かし、隙間を徐々に埋めていくことで理想の歯並びを実現します。

特に軽度から中度のすきっ歯の症例では、治療効果も高く、治療の適応性が注目されています。透明な装置で目立たないため、矯正中も日常生活への影響が少なく、快適な装着感も魅力です。

ただし、重度の症例によっては他の治療法が適している場合もあるため、専門医による診断が必要です。

 

そもそもすきっ歯とは

 

すきっ歯とは、歯と歯の間に隙間が生じている歯並びの状態を指します。特に、歯列全体に隙間が見られる状態を「空隙歯列」、前歯の真ん中の隙間が目立つ状態を「正中離開」と呼びます。

すきっ歯はどの部位でも起こる可能性がありますが、特に前歯で目立ちやすく、見た目のコンプレックスとなることが多いです。

また、歯と歯の間に食べ物が挟まりやすくなるため、虫歯や歯周病のリスクが高まるほか、息が漏れて発音が難しくなることもあります。

 

すきっ歯になる原因は主に5つ

 

すきっ歯が生じる原因は一つではなく、いくつかの要因が関与しています。以下に、すきっ歯の主な原因を詳しくご紹介します。

 

歯が小さい

 

先天的に歯のサイズが小さい場合、顎の大きさとのバランスが崩れ、歯と歯の間に隙間ができてすきっ歯になります。

特に「矮小歯」と呼ばれる形の小さい歯が原因となることが多く、これは上の前歯の隣(側切歯)に発生することが一般的です。

一方、乳歯列に見られる隙間は永久歯が生えるためのスペース確保が目的であり、正常な現象ですので心配はいりません。

 

歯の本数が少ない、もしくは多い

 

通常、永久歯は28本(親知らずを含めると最大32本)ですが、生まれつき歯の本数が少ない「先天性欠損歯」の人もいます。こうした場合、歯の間に隙間が残りやすく、すきっ歯の原因になります。

一方で、歯の本数が多い場合も歯列が整わず、歯の間に隙間が生じることがあります。いずれの場合も専門的な診断と治療が必要です。

 

口腔内のひだの位置が歯に近い

 

上唇小帯は、上の前歯の中央から上唇の裏側へと伸びるひだ状の筋です。この小帯が発達して通常よりも長いと、前歯同士が寄り合わないよう邪魔をし、正中離開(前歯のすきっ歯)を引き起こすことがあります。

この状態は幼少期から見られることが多く、矯正治療だけでなく上唇小帯の処置が必要な場合もあります。

 

歯ぎしりなどの口腔習慣

 

歯ぎしりや、舌で前歯を押す癖があると、歯が外側に力を受けることになり、歯の間に隙間ができやすくなります。習癖が原因で発生したすきっ歯は、矯正治療を受けてもその癖が残っている限り、再発するリスクが高いです。

そのため、矯正治療の一環として口腔習慣の改善も必要です。

 

頬杖や指しゃぶりの癖

 

頬杖を習慣的に行うと、顎に大きな力がかかり、奥歯の噛み合わせが乱れ、結果として歯列全体に影響が及びすきっ歯が生じることがあります。特に成長期の子どもは骨や歯並びが柔軟で、外部からの力の影響を受けやすいです。

同様に、指しゃぶりの癖も前歯に力が加わり、歯列の隙間を生む要因となります。こうした癖は早期に改善することが大切です。

 

すきっ歯を矯正せずに放置するとどうなる?

 

すきっ歯をそのまま放置していると、見た目の問題だけではなく、健康や生活にさまざまな影響を及ぼします。正しい知識を持ち、早期に適切な対処をすることが大切です。

ここでは、すきっ歯を放置し続けた場合に起こりうる主なリスクをご紹介します。

 

見た目が気になってしまう

 

すきっ歯は見た目に影響しやすく、笑顔や話し方に自信を持てなくなることがあります。特に、前歯に隙間があると人目に触れやすく、心理的なコンプレックスを引き起こす原因になります。

日常生活において人と接する際に不安や緊張を感じるようになることもあり、社会的な場面でのストレスが増加することもあります。

美しい笑顔は自信につながるため、矯正治療で隙間を閉じることは外見的な改善だけでなく、メンタルヘルスの向上にも寄与します。

 

噛み合わせが悪化する

 

すきっ歯があると歯の噛み合わせが不均衡になりやすくなります。隙間があることで、隣接する歯が移動し、全体的な歯列に影響を与えることがあります。これにより、噛み合わせのズレが生じると、咀嚼の効率が下がり、消化器官への負担が増すこともあります。

さらに、顎関節に負担がかかり、顎関節症などの症状を引き起こすリスクも高まります。適切な噛み合わせは、健康的な生活に不可欠であり、早期の矯正治療が重要です。

 

虫歯や歯周病になりやすくなる

 

すきっ歯があると、食べ物のカスが隙間に溜まりやすくなり、虫歯や歯周病のリスクが高まります。

特に歯と歯の間は歯ブラシが届きにくく、歯垢がたまりやすいため、口腔内の清掃が不十分になりがちです。

長期間にわたって清掃不良が続くと、歯肉の炎症や歯周病の進行を招く可能性が高まります。これにより、歯を失うリスクもあるため、予防の観点からもすきっ歯の矯正は大切です

 

すきっ歯をインビザラインで矯正するメリット

 

インビザラインは、透明なマウスピースで矯正が目立たず快適に行える治療法です。特に代表的なメリットを以下でご紹介いたします。

 

矯正器具が目立ちにくい

 

インビザラインは透明なマウスピースを使用するため、従来のワイヤー矯正と比べて装置が目立ちません。日常生活や会話の際に矯正中であることが他人に気づかれにくく、自分の見た目に自信を持ち続けることができます。

また、重要なイベントやビジネスシーンでも、装置が目立たないため、自然な印象を与えることが可能です。この特長により、見た目を気にすることなく治療を進めることができる点が大きなメリットです。

 

痛みや違和感が比較的生じづらい

 

インビザラインは、患者様ごとに個別に設計されたマウスピースを段階的に交換していくことで、少しずつ歯を移動させる方法です。

1枚のマウスピースで動かす量は約0.25mmとかなり少ないため、従来のワイヤー矯正に比べて、痛みや不快感が生じづらいです。また、金属を使用しないため口腔内の傷つきや炎症もほとんどなく、快適な装着感が得られます。

さらに、マウスピースは取り外しが可能なため、食事や歯磨きの際も自由度が高く、日常生活の不自由さをあまり感じずに矯正が続けられる点が魅力です。

 

すきっ歯をインビザラインで矯正するデメリット

 

インビザラインは多くのメリットがある一方で、すきっ歯を矯正する際のデメリットもあります。これらを正しく理解することで、治療の適性や自身のライフスタイルに合った方法を選ぶことができます。

 

症例によっては対応できない場合がある

 

インビザラインは、多くのすきっ歯に対応できる矯正方法ですが、すべての症例に適しているわけではありません。特に、重度のすきっ歯や歯の位置が大きくずれているケース、複雑な噛み合わせの問題がある場合には、他の矯正方法が推奨されることがあります。

インビザラインの適用が難しいと判断される場合は、ワイヤー矯正や他の治療法を検討する必要があります。まずは専門医による診断を受けることが重要です。

 

マウスピースを管理する必要がある

 

インビザラインは取り外し可能なマウスピースを使用するため、患者様ご自身で管理を徹底していただく必要があります。装着時間を守らなかったり、紛失や破損をしてしまうと、治療の効果が減少したり遅延する可能性が高くなります。

また、食事のたびに取り外して清掃する必要があるため、装置を清潔に保つための習慣や手間が求められます。

これらは、自己管理が苦手な方にとってはデメリットとなりうる点です。マウスピースの適切なケアと使用は、治療の成功に直結するため、日常的な心がけが非常に重要です。

 

インビザラインですきっ歯を矯正する方法

 

インビザラインは、歯と歯の間に隙間があるすきっ歯を矯正するために、透明なマウスピース型の矯正装置を使用します。

患者様一人ひとりの歯列データをもとにカスタマイズされたアライナーを作成し、これを1〜2週間ごとに交換することで、計画的に歯を移動させていきます。

具体的には、マウスピースが歯に少しずつ力を加えて動かし、隙間を徐々に埋めるような治療計画を設計します。

また、必要であれば隙間を閉じるだけでなく、奥歯も全体的に動かし、上下の噛み合わせも整えていきます。

 

すきっ歯のインビザライン矯正にかかる期間・費用

 

インビザライン矯正にかかる期間や費用についてもご紹介いたします。

 

期間

 

インビザラインでのすきっ歯治療の期間は、治療の範囲によって異なります。部分的な矯正(気になる部分のみを動かす場合)では、約3ヶ月から1年が目安です。一方、奥歯の噛み合わせも含めた全体矯正では、約2年かかることが一般的です。

治療前にはコンピュータ上で歯の動きをシミュレーションし、詳細な治療計画が作成されるため、開始時点でおおよその期間を把握することができます。ただし、装着時間が不足したり、複雑な治療が必要な場合は、計画通りに進まず治療期間が延びることがあります。

 

費用

 

インビザラインでのすきっ歯の治療を全体矯正で行う場合は、約60万円〜100万円ほどが目安となります。部分矯正で少しでも費用を抑えたいという方もいらっしゃいますが、噛み合わせの問題があることが多く当院では推奨していません。

インビザラインの矯正は自由診療であり、医院によって費用や治療システムに差があるため、カウンセリング時に詳細を確認することが重要です。

また、抜歯や複雑な治療計画が含まれる場合は、追加の費用やアライナーが必要になることも考慮しておきましょう。

 

すきっ歯をインビザラインで治療したい方は、高知市の「アポロニア歯科クリニック」へご相談ください

 

高知市の「アポロニア歯科クリニック」では、インビザライン矯正を得意とし、最新の治療技術で患者様の歯並び改善をサポートしています。

当院はインビザライン・ダイヤモンドプロバイダー医院として、都市部に行かずとも高度な矯正治療を提供しています。

矯正治療前や治療中の虫歯治療や便宜抜歯なども院内で対応可能です。

初回の矯正相談は無料ですので、すきっ歯の治療をお考えの方や矯正について詳しく知りたい方は、ぜひお気軽にご相談ください。皆様のご来院をお待ちしております。

 

(初回)矯正相談予約はこちら

 



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